TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米国が中国との航空便継続で企業活動の阻害要因後退し東証は買い戻し
速報・市況2020年1月29日

☆[概況/大引け] 米国が中国との航空便継続で企業活動の阻害要因後退し東証は買い戻し

大引けの日経平均は23,379.40円の163.69円高、TOPIXは1,699.95ポイントの7.67ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,094、値下がり銘柄数は967。出来高は10億3,295万株、売買代金は1兆9,685億円。
米国が中国向け航空便の運航停止を見送ることで、日本も運航停止に追随せずに済み、企業活動に対する阻害要因が1つ後退したという見方から、東京株式市場では買い戻しが入った。
ソフトバンクグループが買われ、東京エレクトロンと安川電機とホンダが反発した。
日本郵船は統合したコンテナ船事業が回復し、10~12月期の経常利益が前年同期比3.5倍との観測報道が好感された。
日本で仕事中にマスクをしていた観光バスの運転手が新型肺炎に感染したため、手すりなどのへの消毒の必要性が痛感され、消毒噴霧機の丸山製作所(6316)が急騰した。
モバイルファクトリーは発行済株式数の11.3%に当たる100万株を上限とした自社株買いを発表し大幅高となった。
一方、米国で5G関連の半導体大手のザイリンクスが10~12月期の減益決算だったことで、5G関連のアンリツは売られた。
OBCは10~12月期が減益決算で下落率上位となった。
業種別上昇率上位は海運、鉱業、証券、ゴム、化学で、下落業種はなし。

関連記事