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速報・市況2019年11月8日

☆[概況/寄り付き] 米中が追加関税の段階的撤廃方針を受け、東証は買い先行

9時9分時点の日経平均は23,547.91円の217.59円高、TOPIXは1,710.30ポイントの12.17ポイント高。
中国が米国と追加関税を段階的に撤廃する方針で一致したと発表したことや、円相場が1ドル=109円台前半へと円安に進んだことも好感され、日経平均は買い先行で始まった。
トヨタは昨日の決算発表を評価した野村証券が目標株価を8,750円→9,700円に引き上げたことも手伝い買われている。
牧野フライス(6135)は、野村証券が受注は7~9月期を底に、徐々に回復に向かうと予想し、投資判断を「Neutral」→「Buy」に高めたことで関心を集めた。
カシオは中国での時計販売が好調で7~9月期の営業利益が12%増益となったことで上昇している。
かんぽ生命はMSCI指数に新規採用されたことで高い。
米中の関税の段階的撤廃方針が好感され、海運や商社、倉庫株が上昇している。
一方、ルネサスエレクトロニクスやセコムやバンダイナムコは安い。
業種別上昇率上位は鉱業、輸送用機器、海運、卸売、銀行で、下落は電力ガス、化学、陸運。

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