TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/寄り付き] 米国が対中関税見送りを提案と報じられ、全面高
速報・市況2019年12月13日

☆[概況/寄り付き] 米国が対中関税見送りを提案と報じられ、全面高

9時7分時点の日経平均は23,874.80円の449.99円高、TOPIXは1,738.63ポイントの25.80ポイント高。
米国が中国に対して、制裁関税を課している中国製品計約3,600億ドル分への税率引き下げと、15日に予定していた制裁関税の見送りを提案したと報じられ、米国株は続伸となり、東京株式市場は全面高の始まりとなっている。
取引開始前に発表された日銀短観で大企業・製造業の業況判断はゼロとなり、4四半期連続で悪化したが、悪化の主因だった米中貿易戦争に歯止めが掛かることが期待された。
東京エレクトロンなどの半導体関連やトヨタやホンダなどの自動車株やDMG森精機などの機械株が買われ、住友鉱山や商船三井も高い。
ナブテスコ(6268)は今後の受注回復を予想した野村証券が投資判断を「Buy」に引き上げたことで注目された。
一方、コナミやスクエニが値下がりとなり、ケーズはモルガン・スタンレーMUFG証券が格下げしたことで売られた。
業種別上昇率上位は非鉄、保険、海運、機械、輸送用機器で、下落業種はなし。

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