TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] オミクロンの弱毒性に対する期待で、前引けは下げ渋ったが、後場は買いが続かず
速報・市況2021年11月29日

☆[概況/後場寄り] オミクロンの弱毒性に対する期待で、前引けは下げ渋ったが、後場は買いが続かず

12時40分時点の日経平均は166円安の2万8,592円、TOPIXは16ポイント安の1,968ポイント。
日経平均は前引けにかけて下げ渋ったが、後場は再び、下向きとなっている。
新型コロナウイルスの変異種「オミクロン」が発見されてから3~4週間経過しているにも関わらず、南アフリカの死者は急増していないため、弱毒性ではないかという見方もあるが、不透明感が強いため、積極的な買いは控えられている。
ANAと日本航空が売られ、航空機向け炭素繊維の東レも安い。
景気への悪影響が心配されているため、日本製鉄が売られ、オフィス需要の回復が遠のくという見方から複合機のキヤノンも安い。
一方、レーザーテックと日本郵船が買われている。
旭有機材(4216)は半導体・同材料工場のインフラ(超純水・排水)向けの樹脂バルブ・パイプに注目したいちよし経済研究所がフェアバリューを引き上げたことで上昇している。
業種別下落率上位はゴム、輸送用機器、繊維、陸運、紙パルプで、上昇は海運、その他製品、電機、サービス、情報通信。(W)

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