12時41分時点の日経平均は263円高の2万9,131円、TOPIXは17ポイント高の1,999ポイント。
SMBC日興証券の解説によると、通期会社予想を上方修正した企業は例年よりも多かったが、保守的だった会社予想が切り上げられた格好だという。
だが、今後のアナリスト予想リビジョンは、マージン悪化によりやや低下傾向をたどると想定している。
こうした観点から、通期会社予想上方修正とマージン改善銘柄に注目と述べ、ラウンドワンや三井松島、三越伊勢丹など他に多くの該当する銘柄を挙げている。

東京電力は柏崎刈羽原子力発電所6、7号機に設置するテロ対策施設をめぐって、原子力規制委員会が設置計画を正式に許可したことで買われた。
ゴルフダイジェスト・オンライン(3319)が3日続伸。全米女子アマチュア選手権で馬場咲希選手が優勝し、日本人としては服部道子選手以来37年ぶりの快挙と伝えられ、ゴルフ人気の拡大が期待された。
トヨタは中国の計画停電の悪影響を受けるが、円安が支えとなり、反発している。今晩の米国では7月26～27日開催分のFOMC議事要旨が公表されるが、ハト派的な内容となる可能性は低く、タカ派的な内容となることを念頭にドル高円安となっている。
大阪チタニウムは大和証券が目標株価を引き上げたことで買われたが、東邦チタニウムは目標株価を据え置いたため、下落している。

業種別上昇率上位は海運、その他製品、輸送用機器、非鉄、保険で、下落は鉱業、医薬品、空運、陸運。(W)