TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] ネットフリックスの会員数純増予想がアナリスト予想を大幅に下回り、半導体関連株にも悪影響
速報・市況2022年1月21日

☆[概況/後場寄り] ネットフリックスの会員数純増予想がアナリスト予想を大幅に下回り、半導体関連株にも悪影響

12時38分時点の日経平均は561円安の2万7,210円、TOPIXは29ポイント安の1,908ポイント。
米国で取引終了後に決算を発表した動画配信のネットフリックスは、1~3月期の会員数見通しが250万人の純増で、アナリスト予想の626万人の純増を大きく下回ったため、時間外取引で20%安となった。
その結果、時間外取引のナスダック100指数先物が売られている。
ネットフリックスの会員数見通しが鈍化していることは、データセンター増強要因が後退する見方から、半導体需要の減退を見込み、レーザーテックや東京エレクトロンが売られている。
後場は東京エレクトロンやアドバンテストが一段安となり、日経平均も前引けに比べて、下げ幅を拡大した。
太陽誘電などの電子部品も安く、アンリツ(6754)は昨年来安値を更新した。
一方、西松建設は昨年12月に伊藤忠商事との資本業務提携を行ったことを評価した東海東京調査センターがレーティングを「Outperform」に引き上げたため、昨年来高値を更新した。
業種別下落率上位は鉱業、輸送用機器、電機、海運、金属で、上昇は空運、電力ガス、陸運、ゴム、食品。(W)

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