12時40分時点の日経平均は25円高の2万8,967円、TOPIXは6ポイント高の1,996ポイント。
米国半導体製造装置メーカーのアプライド・マテリアルズは、2023年の半導体前工程製造装置の市場が前年比10％程度減少したとしても、2019年の調整局面と比較して業績の落ち込みは緩やかなものになるだろうとコメントした。投資が堅調なロジック、ファウンドリの売上高構成比が以前よりも高いこと、新規の設備投資が減少したとしてもアフターマーケットの売上が下支えになることが期待されることを挙げている。
東京エレクトロンとディスコは反発しているが、レーザーテックは戻り売りに押されている。
東洋炭素(5310)はシリコンウエハーの製造時に使用されるるつぼやヒーターを生産しているが、パワー半導体用に成長が期待されているSiC(炭化ケイ素)半導体向けでの需要拡大が期待されており、年初来高値を更新した。
ルネサスやロームといった半導体関連も高い。
一方、ソフトバンクグループは小幅安で、大阪チタニウムは反落している。
リブセンスも利食い売りに押されている。

業種別上昇率上位は石油、鉱業、紙パルプ、非鉄、海運で、下落率上位は医薬品、倉庫運輸、その他製品、サービス、保険。(W）