TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 上げ幅縮小。東京海上とJIAは高いが、証券が売られ、SMSは年初来安値
速報・市況2021年5月7日

☆[概況/後場寄り] 上げ幅縮小。東京海上とJIAは高いが、証券が売られ、SMSは年初来安値

12時39分時点の日経平均は36円高の2万9,367円、TOPIXは5ポイント高の1,932ポイント。
東海調査センターの集計によると、6日までに東証1部3月本決算企業の約20%(時価総額ベースで約40%)が決算発表を終え、経常利益は2021年3月期実績で前年比18%減、2022年3月期会社計画で同37%増だという。
ただ、今期の経常利益計画は、新型コロナの感染動向による不透明感に加え、原材料価格の上昇や半導体供給網の混乱によるコスト増への懸念を要因に、市場予想を下回るケースが約60%とのこと。
しかし、利益が市場予想を下回ったとしても、売上高が市場予想を上回ると事業環境が改善する見通しの銘柄として注目され、富士通ゼネラルやコマツ、三菱電機のように決算発表後に株価は上昇したと指摘している。
後場の日経平均は前引けに比べて上げ幅を縮めた。
東京海上は高値を保ち、JIA(7172)が高い。
一方、野村HDとマネックスは売られ、SMSは年初来安値を更新した。
業種別上昇率上位は保険、鉄鋼、鉱業、紙パルプ、食品で、下落率上位は陸運、その他製品、証券、精密、サービス。(W)

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