TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 上げ幅縮小。iPad新製品観測で保土谷化学が買われ、政府の宇宙技術戦略でカーリットが高い
速報・市況2024年3月29日

☆[概況/後場寄り] 上げ幅縮小。iPad新製品観測で保土谷化学が買われ、政府の宇宙技術戦略でカーリットが高い

12時42分時点の日経平均は136円高の4万304円、TOPIXは16ポイント高の2,767ポイント。
後場の日経平均は前引けに比べて上げ幅を縮めた。
日経平均のリバランスと為替に対する介入警戒感が気掛かり要因となっている。
米アップルの海外サプライヤーがタブレット「iPad」の待望の新製品の生産を増強しており、発売は5月初めに予定されているとブルームバーグが報じた。有機ELディスプレーが採用されると伝えた。
iPadは2022年までは毎年新製品が発売されていたが、2022年を最後に新製品の発表がないため、久しぶりの新製品となれば購入意欲が高まると期待されている。
TDKや太陽誘電が買われ、有機EL材料の保土谷化学(4112)が高い。
カーリットHDはロケットや防衛用のミサイルの固体推進薬原料となる過塩素酸アンモニウムを製造している。
政府の宇宙政策委員会が28日に日本の宇宙開発で優先的に取り組むべき技術課題を示す「宇宙技術戦略」を策定したため、宇宙関連として物色された模様。
一方、トヨタはもみ合いとなった。

業種別上昇率上位は不動産、鉱業、繊維、建設、電力ガスで、下落は海運、医薬品、ゴム。(W)

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