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速報・市況2019年10月21日

☆[概況/後場寄り] 中間決算発表をきっかけに指数は上昇に転じるという見方も支えに

12時36分時点の日経平均は22,563.64円の70.96円高、TOPIXは1,629.67ポイントの7.68ポイント高。
23日に日本電産が中間決算を発表し、24日にはディスコ、25日は信越化学と発表が本格化する。中間決算の発表のピークは11月8日で、10月31日が2番目に多い。
みずほ証券では、東証1部全体として7~9月期は前年同期比減益であるものの、10~12月期から増益に転じるので、中間決算発表をきっかけに指数は上昇に転じると予想している。
米中貿易交渉の部分合意により、円安となったことも業績底入れ感の要因と示唆している。
総務省が格安スマートフォン会社が通話サービスを安く提供できるように、携帯大手の回線レンタル料金に基準を設け、事実上の値下げを求めるという先週の報道をきっかけに楽天(4755)が堅調地合いを保っている。
大和証券やSBIといった証券株が買われ、補正予算への期待で熊谷組や戸田建設が高い。
半面、中国関連の安川電機は反落し、第一三共やシップヘルスケアといったディフェンシブ株の一角が安い。
業種別上昇率上位は証券、建設、鉄鋼、サービス、ノンバンクで、下落は海運、医薬品、空運、ガラス土石、繊維。

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