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速報・市況2020年2月27日

☆[概況/後場寄り] 全面安で不動産や外食、建設の下げが目立つ

12時37分時点の日経平均は22,015.86円の410.33円安、TOPIXは1,575.38ポイントの30.79ポイント安。
26日にブラジルでイタリアからの帰国者が新型コロナウイルスに感染していたことが判明し、ボベスパ指数は前日比7%安と急落した。
折しもブラジルではリオのカーニバルが開催されていて、約190万人の観光客が見込まれている。
ただ、救いなのはブラジルは現在、真夏であるということ。
インフルエンザウイルスと同様に新型コロナウイルスも高温多湿に弱く、感染が拡大しなければ、これから気温が上昇していく日本にとって安心材料となる。
後場の東京株式市場は引き続き全面安で、日経平均は22,000円に接近した水準となっている。
外出が控えられているため、パーク24が安く、トリドールやAPカンパニーなどの外食産業が安い。積水ハウスや長谷工といった建設株も売られている。
ネット投票システムの東京都競馬(9672)はいちよし経済研究所がフェアバリューを引き上げたことで反発している。
業種別下落率上位は空運、証券、鉱業、不動産、小売で、上昇業種はなし。

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