TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 前場同様もみ合い。サービスと精密は高いが、不動産と輸送用機器、銀行は安い
速報・市況2020年8月14日

☆[概況/後場寄り] 前場同様もみ合い。サービスと精密は高いが、不動産と輸送用機器、銀行は安い

12時36分時点の日経平均は23,252.98円の3.37円高、TOPIXは1.624.63ポイントの0.48ポイント高。 
大和証券の集計によると、13日までに決算発表を行いかつ、2012年以降全四半期の当期利益データが利用可能なTOPIX採用企業(時価総額割合は80.6%)の4~6月期決算(3~5月期を含む)では、売上高は前年同期比16.0%減、経常利益は同50.6%減となっているという。
輸送用機器、陸運業、銀行業の減益寄与が大きく、コロナ禍による需要急減や政府による休業・外出自粛要請等から大きな影響を受けたと指摘し、銀行業は与信費用の増加等から当期利益が大幅な減益となったと解説している。
後場の日経平均は前場同様もみ合いとなっている。
ただ、サービス株は堅調で、ソラストは首都圏の訪問介護事業者を子会社化すると発表したため、業容拡大が期待された。ITメディアはいちよし経済研究所がフェアバリューを引き上げたことに刺激を受けた。
その他、日本MDM(7600)や朝日インテックが属する精密も高い。
一方、三井不動産を始めとした不動産株や、トヨタ紡織や日野自動車などの輸送用機器、三井住友トラストなどの銀行株が売られ、大和ハウスや前田建設も安い。
業種別上昇率上位はサービス、精密、石油、空運、医薬品で、下落率上位は鉱業、不動産、輸送用機器、銀行、非鉄。

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