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速報・市況2021年10月26日

☆[概況/後場寄り] 前引け同様の高止まり。ペプチドリームが上昇

12時40分時点の日経平均は518円高の2万9,119円、TOPIXは23ポイント高の2,019ポイント。
大和証券では、米国で財政法案の修正作業が進んでいて、法案が再提出されれば、キャピタルゲイン増税適用時期もそのタイミングになるとの思惑で、富裕層の代表である企業経営者の自社株売りが急増していたと解説している。
しかし、米国企業の業績開示時期に伴い、企業経営者の自社株売りが止まっているところに修正財政法案が提出されれば、駆け込み売りは封印されると指摘している。
過去のキャピタルゲイン増税の場面では、駆け込み売りの心配がなくなると大きく上昇したので、上昇率を今回に当てはめると来春頃にNYダウは4万2,000ドル~4万6,000ドルになる計算だという。

後場の日経平均は前引け同様の高止まりで、日本郵政やソニーグループ、ファーストリテイリング、パナソニックやNTTが高い。
ペプチドリーム(4587)は富士フイルム富山化学の放射性医薬品事業取得に係る資金は金融機関からの借り入れで調達すると発表したため、増資懸念がなくなり、上昇した。
一方、PCAは業績予想を上方修正したが材料出尽くし感から大幅安となっている。
業種別上昇率上位は鉄鋼、海運、情報通信、輸送用機器、ノンバンクで、下落は銀行。(W)

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