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速報・市況2023年3月28日

☆[概況/後場寄り] 後場は小幅安。BNPパリバでは先行きは極めて不確実と解説

12時40分時点の日経平均は18円安の2万7,458円、TOPIXは2ポイント高の1,963ポイント。
BNPパリバでは、コロナ禍による供給ショックもあって、インフレ圧力が高まっているのであれば、早期に2%インフレに抑え込むという急ピッチの利上げが、銀行破綻をもたらしたとも言えると指摘。
そして、ECBとFRBは金融システム危機を回避するため、今後の利上げには慎重にならざるを得ないが、危機が封じ込められた暁には、結果的に実体経済の引き締めが不十分となり、インフレ圧力を高める可能性があるとみている。
そのため、今回の金融不安は、景気下振れリスクを高めるばかりではなく、インフレ上振れリスクをグローバルで大きく高めるものともなっていることから、先行きは極めて不確実と解説している。

後場の日経平均は小幅安。
第一生命HD(8750)は菊田次期社長が、2026年度末までに株式時価総額について、1月に付けた上場来最高水準の2倍となる6兆円、30年度には10兆円を目指す考えを示した。
そーせいが高い。
一方、信越化学と住友不動産が下げ幅を拡大し、丸大食品は業績下方修正で下落している。

業種別上昇率上位は銀行、鉱業、保険、石油、証券で、下落率上位は陸運、不動産、紙パルプ、サービス、電機。(W)

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