12時45分時点の日経平均は542円高の2万7,990円、TOPIXは33ポイント高の1,882ポイント。
東海東京調査センターによると、日経平均の予想1株利益は1,900円を超えコロナ前の水準を上回ってきているという。
企業業績は着実に改善しており、マーケットが落ち着きを取り戻せば再び上値を目指すと予想している。
後場の日経平均は前引けに比べて上げ幅が拡大し、2万8,000円乗せとなった。
本日で3月本決算企業の決算発表が概ね一巡する。
本日は大成建、ホンダ、KDDIなどが発表予定だが、決算発表を控えるKDDIが買われている。
IHIは今期の業績予想がアナリスト予想を上回り復配予想を示したことで買われた。
楽天(4755)はiPhoneの取り扱い開始を受け、モバイル加入者数が5月11日現在で、410万人まで拡大していることが注目されている。
一方、Web会議システムのブイキューブが売られている。
カシオは今期の利益計画がアナリスト予想に届かなかったことで安い。
業種別上昇率上位は精密、鉱業、ノンバンク、海運、倉庫運輸で、下落は紙パルプ、鉄鋼。(W)