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速報・市況2019年11月15日

☆[概況/後場寄り] 来週の中間配当の支払い開始による再投資に期待する見方も

12時38分時点の日経平均は23,318.79円の177.24円高、TOPIXは1,696.72ポイントの12.32ポイント高。
大和証券の解説によると、11月19日から3月決算企業の中間配当の支払いが始まり、12月初旬までの合計は約4.3兆円だという。
パッシブ運用は70兆円程度の残高があると推計し、9月の配当落ちの段階で現在価値で7千億円程度の先物買いヘッジを行った模様。
この先物を外して現物に置き換える作業が3週間続くため、結果的には11月最終週は堅調になることが多いそうだ。
その他、海外資金を日本株で運用するファンドでは、本国で年末までに分配金支払を行うことが多いことから、年終盤にかけてはドル高になりやすいとも述べている。
後場の日経平均は前引けに比べて若干堅調度合いを増した。
アドバンテストと東京エレクトロン、安川電機が買われ、LIXILビバ(3564)が上げ幅を拡大している。
一方、アンリツは続落となり、ペプチドリームは4日続落となっている。
業種別上昇率上位は水産農林、紙パルプ、倉庫運輸、精密、海運で、下落は鉱業、石油。

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