TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 海運や医薬品、電機が安く、倉庫運輸や保険は上昇
速報・市況2020年2月10日

☆[概況/後場寄り] 海運や医薬品、電機が安く、倉庫運輸や保険は上昇

12時36分時点の日経平均は23,735.56円の92.42円安、TOPIXは1,722.48ポイントの9.66ポイント安。
SMBC日興証券では「意外な相場の強さ」の背景として、新型ウイルスの感染者数は増えているものの、さらなる悪性化が現段階では確認されておらず、「時間とともにいつかは収束する」との見通しが維持されていることや、2003年のSARSの経験も大きいと解説している。
2003年に中国経済が急減速したのは第1四半期のみであり、第2四半期からは落ち込みを急速にオフセットする動きが生じた。その他、不測の事態が起こればFRBが即座に利下げするとの思惑もあると補足している。
太陽誘電(6976)は10~12月期の営業利益が前年同期比19.9%減益だったことで売られている。
武田薬品やゼリア新薬といった医薬品株や日本郵船などの海運株、山九や京浜急行など陸運株も安い。
一方、ユニオンツールが買われ、ナブテスコは今期の利益見通しが好感された。
業種別下落率上位は海運、医薬品、電機、非鉄、ゴムで、上昇率上位は倉庫運輸、水産農林、保険、証券、繊維。

関連記事