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速報・市況2024年3月28日

☆[概況/後場寄り] 米エヌビディアが続落でアドバンテストは反落。富士フイルムが高い

12時40分時点の日経平均は442円安の4万320円、TOPIXは34ポイント安の2,764ポイント。
前日の米国でエヌビディアが続落となったため、本日の東証ではアドバンテスト(6857)が反落している。
日本個人投資家協会の木村喜由氏のレポートによると、「現在、生成AI分野の半導体ではエヌビディアが独占的な地位を築いているが、その基礎となっているのがCUDAという開発環境ソフトだ。これが使えるのはエヌビディア製のGPUだけ。独裁体制だ。これに対抗すべく半導体、ソフト開発、ユーザー企業が共同でオープンソースの開発ソフト(原則無料で誰でも利用できる)を発表した。最先端の開発成果が即座に取り込まれ、急速な効率化、大幅なコストダウンと省エネが期待できる。選択肢が拡大し、おそらく3年後の市場ではこちらが中心になっているだろう。厳しい意見では高価で大量の電力を消費するエヌビディア製を買う者はいないという予測もある」と解説している。

TDKや信越化学が安い。
一方、富士フイルムが上昇。長期目標としてヘルスケア部門の売上高構成比を2031年3月期に50%に高める見通しを示しており、バイオ医薬品CDMO(受託生産)事業の成長性が期待されている。
アイフルが昨年来高値を更新した。

業種別下落率上位は紙パルプ、水産農林、鉄鋼、陸運、医薬品で、上昇は鉱業、機械、電力ガス、石油、不動産。(W)

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