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速報・市況2020年2月7日

☆[概況/後場寄り] 週末のポジション調整で後場の日経平均は反落

12時37分時点の日経平均は23,809.43円の64.16円安、TOPIXは1,729.97ポイントの7.01ポイント安。
週末のポジション調整で後場の日経平均は反落している。
なお、野村証券では「新型肺炎ショック」がパニック・ステージを過ぎるのに伴い、「グローバル景気再加速」のシナリオが復活してきた印象と述べ、米国だけでなく、中国依存度が高い欧州でも株が最高値に接近していると解説している。
そして、グローバル景気に最も敏感な部類に属する日本株にも物色の目が向いておかしくないという。
中国と同じ「アジア圏」にあるとの不安心理や、政策対応余地の小ささは重石だが、その分日本は欧州対比の相対株価で見ても、昨年8月のボトムにほぼ並んだとのこと。
ただし、「新型肺炎」問題自体が終息を迎えた訳ではなく、「グローバル景気再加速」期待はあくまで、各国の金融緩和長期化が前提になっていると補足している。
後場の東京株式市場ではテルモやバンダイナムコが売られ、アドバンテストとTDKも安く、ホンダ(7267)は中国武漢の工場の生産再開延期で下落している。
一方、ソフトバンクグループとオリンパスが買われ、中外製薬や塩野義製薬、エーザイといった医薬品株は高い。
業種別下落率上位は紙パルプ、その他製品、繊維、空運、非鉄で、上昇は情報通信、医薬品、精密、鉱業。

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