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速報・市況2023年2月8日

☆[概況/後場寄り] 野村証券では決算が低調なことを解説

12時40分時点の日経平均は119円安の2万7,565円、TOPIXは0.1ポイント安の1,983ポイント。
野村証券によると「ラッセル/野村ラージキャップ」構成銘柄のうち、2月6日までに159銘柄が第3四半期決算を発表したが、売上高がアナリスト予想平均を上回った銘柄の割合は52.7%と、第1四半期の69.2%、第2四半期の79.4%から急低下したと解説している。
3月期決算99銘柄のうち、30銘柄が会社予想営業利益を下方修正し、上方修正した20銘柄を上回った。自動車生産回復の遅れに加え、ハイテク関連財の弱さが目立つという。
バリュエーション主導で回復した電子部品などはいったん利食いし、在庫の軽い銘柄に注目している。棚卸資産回転期間が短い銘柄として、山崎パンやヤクルト、栗田工業やトヨタ紡織などを挙げている。

後場の日経平均は前引けに比べてやや下げ幅を縮めたものの、引き続きソフトバンクグループや任天堂が安く、三菱重工とIHIも調整している。
一方、レーザーテックとアドバンテストは堅調で、ソシオネクストが上げ幅を拡大。
イールドカーブコントロール撤廃への期待が根強く、みずほ(8411)は昨年来高値を更新した。

業種別下落率上位はその他製品、鉄鋼、小売、情報通信、証券で、上昇率上位は医薬品、鉱業、石油、銀行、サービス。(W)

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