8月14日(金)のマーケット
8月13日のNYダウは小反発、ナスダックは続伸、S&P500は最高値更新。7月の卸売物価指数は前年同月比4.7%上昇と、6月の5.5%上昇から鈍化し、市場予想の4.9%上昇も下回った。サンディスクは投資家向け説明会で2028年~2030年までの長期財務モデルを公表した。売上高は年率10%台半ばから後半で、粗利率(調整後)は約80%、営業利益率(調整後)約75%、フリーキャッシュフロー利益率(調整後)は約50%を目指す。事業に必要な投資を行った後の余剰キャッシュは100%株主還元する方針。人事・財務管理ソフトウエアのワークデイは、プライベートエクイティファンドのシルバー・レイクが買収に向けてワークデイと協議していると報じられ、急騰した。ネットワーク機器のシスコシステムズは、AIデータセンターの建設ブームに関連する2027年度の売上高を75億ドルと予想した。AI関連受注は過去1年間で93億ドルに達していたため、失望された。AI半導体のセレブラス・システムズは4~6月期決算で、ハードウエア売上高が減少したことで売られた。NYダウは前日比69ドル(0.13%)高の53,839ドル。NASDAQ総合指数は前日比214ポイント(0.81%)高の26,803、S&P500指数は前日比50ポイント(0.65%)高の7,798。
日経平均は6万9000円台乗せとなったが、買い一巡後は上げ幅を縮めた。米国の半導体製造装置メーカーのアプライド・マテリアルズが、売上高見通しはアナリスト予想平均を上回ったが、時間外取引で売られたことが影響。ネクソンは特別配当415円を発表しストップ高。メドレーは上期好決算と初配当を発表しストップ高。アシックスは通期予想の上方修正で大幅高。デンマーク海運大手のマースクが上方修正し邦船各社は高い。一方、トレンドマイクロは業績予想を下方修正しストップ安。
スタンダード市場では、ユニチカが大幅続伸、ミナトHDは4日続伸。ひろゆき氏の投資表明のハビックスは2日連続ストップ高。誠建設が反発しストップ高。原田工業は第1四半期好決算でストップ高。コメ兵は第1四半期が好決算だったが通期予想を据え置いたため反落。
グロース市場では、好決算でトライアルが買われ、フリーはストップ高。JSHは大規模な自社株買いの発表でストップ高。アスタリスクが大幅続伸。トランプ政権が輸入ドローンに最大100%の関税を課すと発表したためテラドローンが売られた。ブリッジは大幅減益で急落。
日足チャート上では、長い上ヒゲを伴う実体線の極端に短い陰線。4日続伸で6万9000円台まで上値を伸ばし、一目均衡表の雲抜けも示現。一目均衡表の雲抜けは7月23日以来のこととなる。週足では上ヒゲを伴う陽線。今週は祝日を挟んだ4日間で3107円(4.7%)の大幅上昇となり、ここ数週間上値を抑えていた13週移動平均線(6万6817円)を上抜いて週末を迎えた。来週以降7万円回復となるか注目される。
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★☆★ 《特別寄稿》鈴木一之 スズカズ・アイ ★☆★
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鈴木一之です。お盆休みもまもなく明け、サマーラリーも佳境に入っています。NY 市場では S&P500 が先週の時点で史上最高値を更新し、1週間遅れて日本の TOPIX も最高値を更新するに至りました。
想像以上に堅調です。ここからの東京株式市場は、8 月下旬から 9月初旬にかけて日経平均では レンジ相場が続くと見ていますが、年末には再び 7 万円台の大台をトライする展開も考えられます。それほどまでに企業業績は好調です。
ただしそれには日本も長期金利が2.7%台に低下すること、それにAI 関連株が再び騰勢を取り戻すことが必要です。
株価が逆方向に向かうとすれば、長期金利が 3%を突破すること、円安への警戒感が再燃することが考えられます。いずれにしても金利の動向がカギを握りそうです。
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注目記事 Pick up
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【TOPIX8連騰 背景と今後を読む】
日本証券新聞 8月17日(月)紙面1面TOP記事掲載
1年3カ月ぶり 「8月14日の壁」突破が号砲に!?
TOPIXが3日連続の最高値更新。“8月14日の壁”をクリアして「1年3カ月ぶりの8連騰」となった。
“壁”と表現したのは、昨年はこの8月14日に「7日ぶりの反落」を強いられたため。以降「7日以上の連騰」となるのは今回が初めてのことだ。それでは前回の1年3カ月前はどうだったのか。この時は、昨年4月22日~5月13日に「15年9カ月ぶりの13連騰(歴代7位タイ)」となって話題を呼んだが、やはり連騰が途切れたのは5月「14日」のことだった。
因縁めいた話はともかくとして…、興味深いのはTOPIXが13連騰した昨年4~5月にも日経平均の連騰数は7止まりだったことだ。逆に、今年6月11~22日に日経平均が8連騰して「4年3カ月ぶりの9連騰挑戦」が注目されていた時期にも、TOPIXは「2日続伸」までしかない。かつては“連動して当たり前”だった2つの主要指数が別々の動きをするようになった昨今を象徴しているかのようだ(今回もTOPIX8連騰に対し、日経平均はまだ4連騰)。
・・・続きは紙面・Digital版で!
今日の市況概況
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8月14日(金)☆[概況/大引け] 
朝方の買い一巡後は上げ幅を縮めた
大引けの日経平均は405円高の6万8,713円、TOPIXは21ポイント高の4,197ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,124、下落銘柄数は402。出来高は24億4,922万株、売買代金は10兆3,156億円。
日経平均は序盤に6万9,608円(1,299円高)となったが、買い一巡後は上げ幅を縮めた。
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