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速報・市況2020年1月21日

☆[概況/後場寄り] 鉄鋼や化学、サービスが売られ、ウィルス対策関連と建設は買われている

12時35分時点の日経平均は23,884.89円の198.62円安、TOPIXは1,734.86ポイントの9.30ポイント安。
日銀金融政策決定会合は金融政策の現状維持を決めた。展望レポートでは政府による経済対策の効果を見込み、2020年度の成長率予測を0.7%→0.9%に、21年度は1.0%→1.1%に引き上げた。
ただ、相場には影響がなく、後場の日経平均も引き続き、新型肺炎の拡大に対する警戒感で調整している。
JFEや旭化成、フジクラなどの素材産業が売られ、学情(2301)やエスプールが属するサービス株も安く、SCREENや日本航空電子などの電機株も下落している。
一方、前田道路に対するTOBの効果や政府の経済対策で国土強靭化対策が盛り込まれていることが支えとなり、不動テトラや東洋建設、熊谷組などの建設株が高い。
その他、ウイルス対策関連の日本エアーテックやシキボウ、大幸薬品が買われている。
業種別下落率上位は空運、鉄鋼、鉱業、化学、非鉄で、上場は建設、電力ガス、輸送用機器、紙パルプ。

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