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速報・市況2019年12月27日

☆[概況/後場寄り] 香港株高を受けて、日経平均は小幅高に

12時35分時点の日経平均は23,936.07円の11.15円高、TOPIXは1,737.29ポイントの6.09ポイント高。
香港株が上昇していることも下支えとなり、日経平均は小幅な上げに転じた。
米中通商合意の署名接近期待に加えて、中国の戸籍制度改革措置が住宅需要の拡大につながるという見方から中国本土の不動産株が買われていることが香港の株高に寄与した。
後場の東京株式市場はソニーと武田薬品が小幅高となり、三井金属が高い。
帝国繊維は大手民間企業向け大型防災資資材や空港向けセキュリティ機材の売上が拡大し、業績予想を上方修正したことで大幅高となっており、こうした防災や減災の観点から国土強靭化関連の不動テトラにも買いが入っている。
最近の半導体関連の活躍が波及し、有機EL関連の保土谷化学(4112)は有機ELがスマホ新機種への採用が有望視されているため買われている。
一方、不二家やカゴメなど食品株は安い。
業種別上昇率上位は海運、非鉄、電力ガス、ノンバンク、証券で、下落はゴム、食品、鉱業、ガラス土石。

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