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速報・市況2023年2月2日

☆[概況/後場寄り]  円高が重しとなり、小幅な上げにとどまる

12時45分時点の日経平均は42円高の2万7,389円、TOPIXは8ポイント安の1,963ポイント。
1日のパウエルFRB議長の会見は、「財」と「住宅」についてディスインフレが始まったとの認識を示した。
そして、「現在の見通しでは、今年中に利下げを行うことは適切でない」としつつも「我々と市場の予想は異なる」として利下げ観測を潰しにかかることはしなかった。
第一生命経済研究所では、従来であれば語気を強めて利下げ観測を否定してくるところだったが、この点において明らかな変化があったと指摘。
ただ、FRBによる利上げ終了が近いという見方からドルが売られ、1ドル=128円台半ばの円高となっているため日経平均の上げ幅は小幅にとどまっている。
後場の日経平均は前引け同様、小幅高にとどまっている。
マツダ(7261)や日鉄ソリューションズが売られた。
一方、AppierやSansanが買われている。

業種別上昇率上位は電機、海運、情報通信、電力ガス、証券で、下落率上位は保険、鉱業、繊維、銀行、鉄鋼。(W)

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