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速報・市況2021年7月28日

☆[概況/後場寄り] IMFによる日本経済見通しの下方修正で、大きな外国人買いが見込めなくなったという解説も

12時43分時点の日経平均は361円安の2万7,608円、TOPIXは17ポイント安の1,920ポイント。
国際通貨基金(IMF)が27日に発表した世界経済見通しの中で、2021年の日本の成長率予想を3.3%→2.8%に下方修正した。
米国やユーロ圏が上方修正される中で、日本は感染再拡大による回復時期の後ズレが影響した。
大和証券では、IMFによる日本経済の下方修正を受けて、大きな外国人買いが見込めなくなったため、当座は自動車株のような超大型株は難しいだろうと指摘している。
後場の日経平均は引き続き、200日移動平均線(2万7,759円)を下回って取引されている。
ソフトバンクグループやレーザーテック、日本電産、リクルートが売られ、IRJapan(6035)の下げが目立つ。
一方、26日に第1四半期の好決算と9月末に1対3の株式分割を発表したPCAは、2日連続ストップ高となっている。
業種別下落率上位は金属、サービス、空運、情報通信、陸運で、上昇は鉄鋼、石油、紙パルプ、繊維、電力ガス。(W)

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