12時43分時点の日経平均は303円安の4万584円、TOPIXは24ポイント安の2,788ポイント。
みずほ証券では、3月28日の日経平均の配当落ちは266円と予想されていて、来週初めには、信託銀行の受取配当を前提とした1兆円程度の先物買いも起きると予想。
4月初めには銀行の益出しの売りが出ることが多いが、4月は外国人投資家が過去20年のうち19年で日本株を現物で買い越しているというアノマリーがあるため、株式需給的には安心感があると述べている。
さらに、新年度に入ることで、年金が株式比重を多少引き上げると想定されることから、信託銀行による売り圧力も弱まるとみているとのこと。

オリエンタルランドが売られ、マネジメントソリューションズが安い。
一方、TPR(6463)は業績予想と配当予想を上方修正したことで買われた。
日本製鋼所が上げ幅を拡大。欧州で21日に「原子力サミット」が開催された。原発回帰の動きは、原子力圧力容器用鍛鋼部材を生産している日本製鋼所に追い風と期待されている。

業種別下落率上位は精密、不動産、サービス、紙パルプ、ゴムで、上昇率上位は石油、陸運、水産農林、空運、鉱業。（W）