10時5分時点の日経平均は44円安の2万8,131円、TOPIXは5ポイント安の1,941ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は550、下落銘柄数は1,213。出来高は3億7,379万株、売買代金は9,102億円。
日経平均は寄り付き直後の128円安の2万8,047円を安値に、一時82円高の2万8,258円となったが、戻りは鈍い。
川崎汽船と東京海上が売られ、島津は減益決算で下落した。野村証券では中国ロックダウン影響は想定通りだが米州軟調はサプライズと述べ、目標株価を引き下げた。
一方、レーザーテックが買われ、三菱UFJが高く、自社株買いを発表したキヤノンと、第1四半期は営業増益だったスズキが上昇している。
好決算の三井松島がストップ高となった。
フィールズ(2767)は第1四半期が大幅減益だったが、通期予想は2ケタ増益予想を変えていないため、アク抜け期待で急騰した。

業種別下落率上位は保険、紙パルプ、不動産、精密、海運で、上昇率上位は鉱業、石油、銀行、金属、非鉄。(W)