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速報・市況2022年6月30日

☆[概況/10時] 円安による輸入インフレの加速を警戒。医薬品は上昇

10時4分時点の日経平均は181円安の2万6,623円、TOPIXは10ポイント安の1,883ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は659、下落銘柄数は1,113。出来高は3億5,144万株、売買代金は7,869億円。
円安による輸入インフレの加速が警戒され、日経平均は続落。
東京エレクトロンや三菱UFJ、川崎汽船、ファナックが売られ、レノバと日本取引所グループの下げも目立つ。
ワイエイシイ(6298)は28日に「アルツハイマー型認知症早期発見装置」として開発している「高感度デジタルバイオマーカー想定装置」で、血中アミロイドβ40の測定に成功したと発表したことで、買われた経緯があるが、利食い売りで続落となっている。
一方、武田薬品と第一三共は買われ、富士フイルムはバイオ医薬品の生産能力を4倍にすると報じられたことで上昇した。

業種別下落率上位は鉱業、石油、海運、ノンバンク、電機で、上昇率上位は医薬品、水産農林、電力ガス、陸運、建設。(W)

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