TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] 半導体関連と証券、銀行が高く、ガラス土石も上昇。海運株と任天堂とベイカレントは反落
速報・市況2021年10月20日

☆[概況/10時] 半導体関連と証券、銀行が高く、ガラス土石も上昇。海運株と任天堂とベイカレントは反落

10時3分時点の日経平均は237円高の2万9,452円、TOPIXは13ポイント高の2,039ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,244、値下がり銘柄数は792。出来高は3億6,698万株、売買代金は8,948億円。
台湾のTSMCが14日に日本で半導体工場を建設する計画を発表したのに続き、米マイクロンテクノロジーも半導体の新工場を広島工場の周辺の建設すると報じられた。
TSMCの新工場は総投資額が1兆円を上回る可能性があり、日本政府が補助金で過半を支援し、マイクロンの新工場は総投資額が6,000億円~8,000億円でこちらにも日本政府が補助金で支援する可能性があると伝わった。
半導体製造装置メーカーにとってはビジネスチャンスが期待されたため、東京エレクトロンやアドバンテスト、SCREENが買われた。
その他、証券株や銀行株が上昇し、AGCや東海カーボンなどのガラス土石も値上がりとなっている。
日本金属(5491)は高機能のマグネシウム合金圧延材を開発したことで急騰し、大阪ソーダは業績予想と配当予想を上方修正したことで関心を集めた。
一方、海運株と任天堂とベイカレントは反落している。
業種別上昇率上位は証券、銀行、情報通信、ガラス土石、電機で、下落率上位は海運、その他製品、ゴム、卸売、非鉄。(W)

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