TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] 赤字決算でキヤノン(4~6月期)や小糸製作、大同特殊鋼が安い。オムロンと中外製薬は好決算で高い
速報・市況2020年7月29日

☆[概況/10時] 赤字決算でキヤノン(4~6月期)や小糸製作、大同特殊鋼が安い。オムロンと中外製薬は好決算で高い

10時0分時点の日経平均は22,516.78円の140.60円安、TOPIXは1,555.52ポイントの13.60ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は371、値下がり銘柄数は1,692。出来高は3億6,229万株、売買代金は6,698億円。
キヤノンは第2四半期(4~6月期)が営業赤字177億円となり、中間配当を前年同期の80円から40円に減額したことで大幅安となっている。
メルコ(6676)はテレワークやGIGAスクール構想が追い風になると期待されていたが、第1四半期は15%営業減益だったことが失望され急落した。
小糸製作は第1四半期が営業赤字74億円で、通期の営業利益見通しを180億円(前期比78%減益)と発表し、共にアナリスト予想を下回ったため売られた。
大同特殊鋼も第1四半期が営業赤字で下落している。
一方、シマノは営業減益だったが、アナリスト予想を上回ったことで買われ、オムロンは第1四半期が24%営業増益となり高い。
中外製薬は自己免疫疾患治療剤「アクテムラ」の輸出増により好決算となったため上昇した。
業種別下落率上位は鉄鋼、電機、輸送用機器、空運、化学で、上昇は電力ガス、不動産、海運、小売、情報通信。

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