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速報・市況2023年6月6日

☆[概況/2時] ドル建て日経平均は下げ幅に対して50%の戻りに接近

2時0分時点の日経平均は218円高の3万2,435円、TOPIXは11ポイント高の2,230ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は877、下落銘柄数は879。出来高は9億1,945万株、売買代金は2兆4,976億円。
後場は上げ幅を縮めたが、すぐに切り返し騰勢を増した。
日経平均をドル建てでみると、2021年2月の287.73ドルから22年10月の178.23ドルまで38%下落した。
エリオット波動で使用される黄金分割(38.2%や61.8%など)の比率に即した動きだったので、下げ幅(109.5ドル)に対しての50%の戻りも一つの目安となりそうだ。50%の戻りは232.98ドル。
現在、2時段階の為替が1ドル=139.45ドルなので、ドル建ての日経平均は232.59ドルとなり、節目に近付いている。
これを突破した場合、61.8%の戻りの245.90ドルや3分の2戻しの251.23ドルが次の節目と意識されそうだ。

三井物産や伊藤忠やダイキン工業が強張り、日本ゼオン(4205)が年初来高値。
AI関連のブレインパッドは7日振りに反落している。

業種別上昇率上位は卸売、鉱業、鉄鋼、保険、機械で、下落は銀行、海運、ガラス土石、金属、精密。(W)

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