TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 一時23,300円に乗せた場面もあった。三井化学が通期見通しの上方修正で買われた。TOTOと東宝が高い
速報・市況2020年8月13日

☆[概況/2時] 一時23,300円に乗せた場面もあった。三井化学が通期見通しの上方修正で買われた。TOTOと東宝が高い

2時1分時点の日経平均は23,296.66円の452.70円高、TOPIXは1,626.50ポイントの20.97ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,404、値下がり銘柄数は664。出来高は9億5,852万株、売買代金は1兆7,059億円。
日経平均は前場に上値が抑制された23,300円に、後場は乗せた場面もあった。
中国で発症した新型コロナウイルスが日本で感染者数が拡大しても、欧米からはアジアの出来事として当初は受け止められていた。
しかし、2月下旬にイタリアでも患者数が急増したことで対岸の火事ではなくなり、NYダウが急落し、2月25日に日経平均が暴落し始めた時がコロナショックと呼ばれている。
5カ月半近くが経過したが、新型ワクチン開発の期待を背景に、日経平均はコロナショック前の23,479円に近づいている。
三井化学(4183)が通期見通しの上方修正で買われ、TOTOは中国の景気回復で恩恵を受けるという見方から上げ幅を拡大した。
新型コロナウイルスの感染防止のため、映画館を休館にしたことで業績が悪化した東宝も買い戻しが入り3日続伸となっている。
一方、横河電機は顧客が設備投資に慎重になっているため、価格競争の激化が見込まれるという見方で売られている。
業種別上昇率上位は精密、電機、医薬品、金属、情報通信で、下落は鉄鋼、海運、空運、繊維、不動産。

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