TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 上海株が9日ぶりに反落し、日経平均は下げ幅を拡大
速報・市況2020年7月10日

☆[概況/2時] 上海株が9日ぶりに反落し、日経平均は下げ幅を拡大

2時0分時点の日経平均は22,376.82円の152.47円安、TOPIXは1,542.32ポイントの14.92ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は400、値下がり銘柄数は1,717。出来高は8億5,634万株、売買代金は1兆5,950億円。
中国で2つの政府系ファンドが株高を背景に、中国人民保険やIT関連企業3社の保有株縮小計画を発表したため、上海株は9日ぶりに反落した。
上海株の下落を受けて、後場の日経平均は下げ幅を拡大。
テルモや中外製薬、エーザイが売られ、ソフトバンクは失速し、東京エレクトロンは小幅安、住友不動産は下げ幅を広げた。
一方、大日本印刷(7912)は最先端の回路線幅5ナノ(ナノは10億分の1)メートルの半導体の製造に対応したフォトマスク(回路原版)の量産工程を開発したことに加えて、ベルギーの研究開発機関、IMECなどと共同で、3ナノメートル向けの開発にも着手したことが注目され上昇している。
カシオは経営体質改善の進展と「G-SHOCKメタル」の拡販効果や中国ECでの売上拡大継続などを見込んだクレディ・スイスが投資判断を「NEUTRAL」→「OUTPERFORM」に引き上げたことで高い。
業種別下落率上位は鉱業、証券、不動産、ノンバンク、石油で、上昇業種はなし。

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