TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 日経平均は100円高程度で膠着。丸紅は上場来高値だが伊藤忠は安い
速報・市況2023年2月3日

☆[概況/2時] 日経平均は100円高程度で膠着。丸紅は上場来高値だが伊藤忠は安い

2時2分時点の日経平均は103円高の2万7,502円、TOPIXは3ポイント高の1,968ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は547、下落銘柄数は1,204。出来高は10億4,066万株、売買代金は2兆3,817億円。
後場の日経平均は前場に比べて上げ幅を縮め、100円高の2万7,500円の水準で膠着状態。

みずほ証券が2月1日までの決算発表を集計したところ、プライム市場に上昇している企業の約3割が発表を終え、第3四半期の営業利益は前年同期比13.4%増で、アナリスト予想平均よりも6.2%ポイント良かったという。
ただし、通期会社計画は10.8%営業増益で、アナリスト予想平均よりも7.0%ポイント低かったという。
電子部品で業績予想の下方修正が相次いだと解説。
一方、経済活動の回復やインバウンド客の増加を受けて、民鉄の業績は好調だったと述べている。

丸紅(8002)が好決算と増配、新たな株主還元方針を発表し、上場来高値を更新した。
伊藤忠商事は自社株買いを発表したが、発行済株式数の0.5%の750ン万株が上限だったため、あまり評価されず株価は下落した。
監視カメラのJVCケンウッドは回転すしチェーンに対しる迷惑行為への対策関連銘柄と目されて上昇した。

業種別上昇率上位は精密、電機、証券、サービス、医薬品で、下落率上位は鉱業、紙パルプ、電力ガス、水産農林、石油。(W)

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