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速報・市況2019年10月17日

☆[概況/2時] 明日の中国GDPの発表を控え、様子見姿勢

2時1分時点の日経平均は22,489.27円の16.35円高、TOPIXは1,626.89ポイントの4.62ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は776、値下がり銘柄数は1,286。出来高は7億7,803万株、売買代金は1兆2,784億円。
中国の7~9月期のGDPが明日発表されるため、東京株式市場は様子見姿勢からもみ合いとなっている。
オランダの半導体製造装置メーカーのASMLが、決算発表後に株価下落となったことも気がかりで、SCREEN(7735)が売られている。
先月下旬からのVLCC(大型原油タンカー)のスポット用船市況の急騰は一服したが、市況高騰継続期待から、商船三井など海運株は高い。イランの原油輸出に関わったことで中国系のタンカー会社が米国に制裁を受けたため、原油タンカーの世界の総キャパシティの1割が不稼働となったことが、タンカー市況が高騰した理由。
補正予算への期待から大成建設や大豊建設も買われている。その他、牧野フライスも上昇。
半面、JR東海や京王電鉄といった電鉄株が売られ、JFEや住友鉱山が安い。
業種別上昇率上位は海運、建設、化学、空運、ゴムで、下落率上位は水産農林、電力ガス、陸運、紙パルプ、鉄鋼。

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