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速報・市況2021年9月22日

☆[概況/2時] 米国FOMCと日本の祝日を控え、買いが入りにくい状態

2時0分時点の日経平均は184円安の2万9,654円、TOPIXは17ポイント安の2,046ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は330、値下がり銘柄数は1,792。出来高は8億6,465万株、売買代金は2兆169億円。
米国FOMCと日本の祝日を控え、買いが入りにくい状態。
FOMCについては、年内のテーパリング(量的緩和縮小)開始は織り込まれているため、次の焦点はゼロ金利政策の解除時期と利上げペースとなる。
そのため、FOMCメンバーによる政策金利予測が注目されている。
前回6月会合では当局者18人の内13人が2023年末までの利上げを予想し、23年末の予測中央値は0.625%と2023年に2回の利上げを見込んでいることを示唆した。そして、7人は2022年中の利上げを見込んでいた。
これが今回、2022年中の利上げを予測するメンバーが増えていると警戒されそうだ。

後場の東京株式市場では引き続き、中国経済の減速が警戒され、ダイキンや信越化学、ファナック、日本電産、SUMCO、伊藤忠(8001)が安い。
一方、中国恒大集団が23日の社債利払いを行うと発表したことを受けて、ソフトバンクグループは高い。
昨日8日ぶりに反落した川崎汽船にはすかさず押し目買いが入り、本日は反発している。
業種別下落率上位は卸売、食品、機械、ゴム、化学で、上昇は不動産、海運、その他製品、鉱業。(W)

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