TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 1ドル=152円に接近し、日経平均は前引けに比べて上げ幅を拡大
速報・市況2024年4月9日

☆[概況/2時] 1ドル=152円に接近し、日経平均は前引けに比べて上げ幅を拡大

2時10分時点の日経平均は333円高の3万9,681円、TOPIXは19ポイント高の2,747ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,134、下落銘柄数は465。出来高は10億5,394万株、売買代金は2兆7,110億円。
円相場が1ドル=152円に接近し、日経平均は前引けに比べて上げ幅を拡大した。
為替の調査会社のフォレックス・ウォッチは、日本の通貨当局が動いたとしてもレート・チェックにとどまると推測している。
日銀はマイナス金利政策やイールドカーブコントロール撤廃後も、月額6兆円規模の国債買入を継続するとしており、こうした状況下でG7の日本が市場介入を実施すれば、景気が悪化した局面で各国が自国の通貨安誘導に動くなど、悪しき前例となりかねず理解は得られないからだという。
東証ではレーザーテックと三菱商事、安川電機が上げ幅を拡大。
DMG森精機(6141)が年初来高値を更新した。
不動産関連として中古住宅再生のカチタスも買われた。
一方、朝日インテック(7747)の調整が継続。カテーテル治療に使用されるガイドワイヤーの拡大が有望視されてきたが、株価下落が続いているため、処分売りが出た模様。

業種別上昇率上位は非鉄、空運、卸売、不動産、機械で、下落率上位は紙パルプ、医薬品、精密、海運、銀行。(W)

関連記事