TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 2万9,000円手前で推移。選挙期間中は高いが、岸田政権の政策が「株主第一主義からの脱却」となりそうなことが気掛かり要因
速報・市況2021年10月15日

☆[概況/2時] 2万9,000円手前で推移。選挙期間中は高いが、岸田政権の政策が「株主第一主義からの脱却」となりそうなことが気掛かり要因

2時11分時点の日経平均は406円高の2万8,957円、TOPIXは31ポイント高の2,018ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,939、値下がり銘柄数は196。出来高は7億5,179万株、売買代金は1兆8,602億円。
日経平均は2万9,000円手前で推移。選挙期間中は高いという経験則が支えとなっているが、岸田政権の政策が「株主第一主義からの脱却」となりそうなことが気掛かり要因となっている。高配当や自社株買いは持続的発展に必要な資金を社外・国外に流出させていることを岸田首相のブレーンのスズキ・トモ早大教授は問題視している。
TSMCの日本新工場に日本政府も補助を行うことから、2021年~2023年の累計で1,000億ドルを予定していたTSMCの設備投資額が更に上乗せになるという見方からレーザーテック(6920)が上げ幅を拡大し、SCREENも高い。
日本郵船が買われ、三井住友が上昇。
一方、トヨタは小幅な上げにとどまり、高島屋は通期予想の下方修正で売られている。
業種別上昇率上位は海運、機械、金属、電機、証券で、下落業種はなし。(W)

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