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概況/米国市場2022年1月14日

☆1月13日の米国株式市場は反落、NYダウ0.49%安、ナスダック2.51%安、S&P500 1.42%安

1月13日の米国株式市場でNYダウは3日ぶりに反落。
FRBのブレイナード理事は、上院銀行委員会で開かれた副議長昇格に関する公聴会で証言を行い、「インフレ率は高すぎる」「FRBの金融政策は、誰もが恩恵を受ける景気回復を維持しながらインフレ率を2%に戻すことに重点を置いている。これが我々の最も重要な責務だ」と述べた。

フィラデルフィア連銀総裁とシカゴ連銀総裁は年内3回の利上げを予想しているが、インフレが改善しない場合は4回になる可能性もあるとの見解を示した。

これらにより、早期の引き締め策が警戒され、高PER銘柄のハイテク株が売られ、ナスダックの下落率が大きくなった。
NY証券取引所ではITサービスのサービスナウやソフトウェア企業のロブロックスが売られた。
フォードとボーイングは上昇。

ナスダックは4日ぶりに反落し、テスラとエヌビディア、マイクロソフト、クラウドストライクが下落した。

NYダウ工業平均は前日比176ドル(0.49%)安の36,113ドル。ナスダック総合指数は前日比381ポイント(2.51%)安の14,806。S&P500指数は前日比67ポイント(1.42%)安の4,659。
  
NYダウ採用銘柄はマイクロソフトやセールスフォース、アップルなどが売られ、ボーイングやキャタピラー、ウォルマートなどが買われた。上昇は14銘柄、下落は16銘柄。

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