TOP  NSJショートライブ  概況/米国市場  ☆1月18日の米国株式市場は、NYダウ1.51%安、ナスダック2.60%安、S&P500 1.84%安
概況/米国市場2022年1月19日

☆1月18日の米国株式市場は、NYダウ1.51%安、ナスダック2.60%安、S&P500 1.84%安

1月18日の米国株式市場でNYダウは3日続落。
NY連銀の1月の製造業業況指数はマイナス0.7と、12月の31.9から低下し、2020年6月以来のマイナスとなった。市場予想は25.0。
高インフレや商品や原材料の不足、新型コロナウイルスのオミクロン変異株流行に伴う感染者急増が影響した模様。

加えて、ゴールドマン・サックスが10~12月期決算でトレーディング収入が前年同期比7%減少し、小幅増を見込んでいたアナリスト予想を下回ったことで他の金融株も揃って売られたことや、市場ではFRBがインフレ対応が遅れたために3月に0.25%ではなく0.5%の利上げが実施されるかもしれないという予想も出て、長期金利上昇からハイテク株が売られたことも響いた。

ナスダックは反落。マイクロソフトやエヌビディア、AMD、メタプラットフォームズが安い。
一方、ゲーム大手のアクティビジョン・ブリザードは、マイクロソフトが687億ドル(約7兆8,700億円)で買収すると発表したため、急騰した。
マイクロソフトは財務負担が警戒され下落した。

NYダウ工業平均は前日比543ドル(1.51%)安の35,368ドル。ナスダック総合指数は前日比386ポイント(2.60%)安の14,506。S&P500指数は前日比85ポイント(1.84%)安の4,577。
  
NYダウ採用銘柄はゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、シスコシステムズなどが売られ、キャタピラーやシェブロン、ベライゾンなどは買われた。上昇は7銘柄、下落は23銘柄。

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