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概況/米国市場2022年1月4日

☆1月3日の米国株式市場は反発し、NYダウとS&P500が最高値更新

1月3日の米国株式市場でNYダウは3日ぶりに反発。
オミクロン株の感染が拡大しても、経済に与える影響は限られるとの見方からNYダウとS&P500は最高値を更新した。
石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国から構成される「OPECプラス」の合同技術委員会のレポートで、「COVIDー19(新型コロナ感染症)とそれに伴う課題に、世界はよりうまく対処できるようになっており、オミクロン変異株の影響は穏やかで短期的なものにとどまると予想される」と報告した。

フォードやボーイング、マスターカードなどが買われ、金利上昇による利ザヤ拡大期待でバンク・オブ・アメリカなどの金融株も物色された。

ナスダックは5日ぶりに反発。
電気自動車メーカーのテスラは昨年10~12月の世界出荷台数が30万8,600台となり、過去最高を記録したと発表した。市場予想は約26万3,000台だったため買われた。

アップルの時価総額は米国企業で初めて3兆ドル(約345兆円)の大台を超えた。

NYダウ工業平均は前日比246ドル(0.68%)高の36,585ドル。ナスダック総合指数は前日比187ポイント(1.20%)高の15,832。S&P500指数は前日比30ポイント(0.64%)高の4,796。
  
NYダウ採用銘柄はゴールドマン・サックスやインテル、ボーイングなどが買われ、ホームデポやナイキ、ハネウェルなどが売られた。上昇は22銘柄、下落は8銘柄。

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