TOP  NSJショートライブ  概況/米国市場  ☆1月7日の米国株式市場は、NYダウ0.01%安、ナスダック0.96%安、S&P500 0.41%安
概況/米国市場2022年1月8日

☆1月7日の米国株式市場は、NYダウ0.01%安、ナスダック0.96%安、S&P500 0.41%安

1月7日の米国株式市場でNYダウは保ち合い。
12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比19万9千人増と、市場予想の40万人増を下回った。
失業率は3.9%と、11月の4.2%から改善し、市場予想の4.1%よりも低下した。
時間当たり平均賃金は前月比0.6%上昇(市場予想0.4%上昇)と、11月の0.4%上昇から伸びが加速したが、前年同月比では4.7%上昇(市場予想4.2%上昇)と、5.1%上昇から鈍化した。

FRBが3月に利上げを開始するという警戒感から長期金利が上昇し、高PER銘柄のハイテク株が売られ、ホームセンターのホームデポやロウズといった消費関連も下落した。

一方、バンク・オブ・アメリカなどの金融株は高く、景気敏感セクターの機械株のハネウェルや航空機のボーイングも買われた。

ナスダックは4日続落。
電気自動車のテスラは12月31日に、人権侵害疑惑のある中国・新疆ウイグル自治区にショールームを開設したことで批判されており4日続落となった。
半導体関連が売られ、エヌビディアとAMD、テキサスインスツルメンツ、ラムリサーチ、アプライド・ マテリアルズが下落した。

NYダウ工業平均は前日比4ドル(0.01%)安の36,231ドル。ナスダック総合指数は前日比144ポイント(0.96%)安の14,935。S&P500指数は前日比19ポイント(0.41%)安の4,677。
  
NYダウ採用銘柄はホームデポ、ナイキ、ユナイテッドヘルスなどが売られ、ウォルグリーンやトラベラーズやハネウェルなどが買われた。上昇は20銘柄、下落は10銘柄。

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