11月11日の米国株式市場でNYダウは3営業日ぶりに小反落。
ニューヨーク州のクオモ知事が新型コロナウイルスの感染が増えていることを受け、レストランやバー、スポーツジムの営業を午後10時までとする行政命令を出したため、他の州にも広がれば景気回復が遅れると警戒された。
航空機のボーイングやクルーズ船のカーニバルが売られ、産業ガスのエアープロダクツも景気敏感株として安い。
一方、ハイテク株には買いが入り、ナスダックは3日ぶりに反発した。アップルやエヌビディアが買われ、ズームビデオは大幅反発となった。
NYダウ工業平均は前日比23.29ドル安(0.08%安)の29,397.63ドル。ナスダック総合指数は前日比232.58ポイント高(2.01%高)の11,786.43。S&P500指数は前日比27.13ポイント高(0.77%高)の3,572.66。
NYダウ採用銘柄はアメリカン・エキスプレスやボーイング、ディズニーなどが売られ、アップルやセールスフォース、マイクロソフトなどが買われた。指数を構成する30銘柄中、下落は19銘柄、上昇は11銘柄。