5月11日(月)のマーケット
5月8日のNYダウはもみ合い。ナスダックはジリ高。4月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比11万5000人増と市場予想の6万2000人増を上回ったが、5月のミシガン大学消費者信頼感指数は48.2と市場予想の49.5を下回った。米中央軍は8日、米軍が実施するイラン港湾に対する海上封鎖の突破を試みたイランの石油タンカー2隻を攻撃したと発表した。こうした状況下で半導体関連に対する買いは継続し、ナスダックはジリ高となり、ナスダックとS&P500は最高値を更新した。インテルが大幅高。アップル製品に搭載する半導体の一部をインテルが製造することで暫定合意した。マイクロンテクノロジーとサンディスク、AMDが反発。イーライリリーは減量薬「Foundayo」が米国で4週目に7,335回処方されたが、競合のノボ・ノルディスクと比べると控えめな普及数という見方で売られた。NYダウは前日比12ドル(0.02%)高の49,609ドル。NASDAQ総合指数は前日比440ポイント(1.71%)高の26,247、S&P500指数は前日比61ポイント(0.84%)高の7,398。
先週末の米国半導体株高を受け、日経平均は序盤に671円高。だが、イスラエルの首相が戦争終結にはイランの濃縮ウラン備蓄の排除が前提と述べたため、原油先物が100ドル乗せとなり、日経平均は下落。任天堂は「スイッチ2」の販売台数が減少見通しで下落。IHIは28年3月期に資産売却一巡による減益の可能性で売られた。一方、世界の大手テック企業が半導体確保のため、SKハイニックスに資金支援の報道で半導体材料関連は高い。
スタンダード市場では、サイバーステップが2日連続ストップ高。テクノホライゾンは好決算で大幅続伸。AKIBAは通期予想の上方修正でストップ高。ロボット関連の津田駒がストップ高。ザインエレクは第1四半期が営業赤字で売られた。アストマックスは利食い売り。
グロース市場では、テラドローンが防衛装備庁から初受注を発表したためストップ高。ACSLとブルーイノベーションも連想でストップ高。データセクションは大幅高が継続。犬猫生活は続伸。QDレーザは反落。AIAIグループは株主優待の廃止で売られた。
日足チャート上では、上下にヒゲを伴う陰線。一時は高値は史上最高値を更新する位置まで買い進まれたが、ボリンジャーバンドのプラス2シグマ(6万3866円)前に上値を抑えらた。しかしながら、連日で下値は切り上がっており買い需要の強さがうかがわれる。先週から3営業日連続で売買代金が10兆円越えとなっており、市場エネルギーの強さも相場の腰の強さを後押しする格好となっている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
注目記事 Pick up
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【日経平均 年内高値7万円も 業績評価の局面へ移行】
日本証券新聞5月12日(火)紙面1面記事掲載
中東・AI離れ進むか
・・・続きは紙面・Digital版で!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
今日の市況概況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5月11日(月)☆[概況/大引け]
日経平均は続落だがTOPIXは小幅高

大引けの日経平均は295円安の6万2,417円、TOPIXは11ポイント高の3,840ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は870、下落銘柄数は651。出来高は29億473万株、売買代金は10兆4,354億円。
先週末の米国半導体株高を受け、日経平均は序盤に671円高の6万3,385円となったが、原油高を受けて伸び悩み、続落となった。
イスラエルのネタニヤフ首相が戦争終結にはイランの濃縮ウラン備蓄の排除が前提と述べたため、原油先物が一時100ドル乗せとなったことが響いた。
詳しくはコチラ

