TOP  NSJショートライブ  概況/米国市場  ☆11月17日の米国株式市場は反落、NYダウ0.56%安、ナスダック0.21%安、S&P500 0.48%安
概況/米国市場2020年11月18日

☆11月17日の米国株式市場は反落、NYダウ0.56%安、ナスダック0.21%安、S&P500 0.48%安

11月17日の米国株式市場は反落。カリフォルニア州が新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、経済活動再開措置を緊急停止したことや、米国の10月の小売売上高が前月比0.3%増と市場予想の0.5%増を下回り、9月の1.6%増から減速したことを受けて、NYダウは序盤に430ドル安となったが、その後下げ幅を縮めた。
アマゾンが処方薬を取り扱うオンライン薬局の営業開始を発表しナスダックで上昇したが、ウォールグリーンなどのドラッグストアが売られた。
ボーイングは運航停止中の「737MAX」の再開期待から買われた。

ナスダックでは新型コロナウイルスワクチンのモデルナが利食い売りで反落し、フェイスブックやエヌビディアも売られたが、電気自動車メーカーのテスラがS&P500指数に採用されることが発表され急伸したため、ナスダック総合指数の下げは小幅にとどまった。

NYダウ工業平均は前日比167.09ドル安(0.56%安)の29,783.35ドル。ナスダック総合指数は前日比24.78ポイント安(0.21%安)の11,899.34。S&P500指数は前日比17.38ポイント安(0.48%安)の3,609.53。   

NYダウ採用銘柄はウォルグリーン、ホームデポ、ウォルマートなどが売られ、ボーイングやセールスフォース、メルクなどが高い。指数を構成する30銘柄中、下落は24銘柄、上昇は6銘柄。

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