11月6日の米国株式市場でNYダウは5日ぶりに反落した。10月の雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比63万8千人増加と市場予想の60万人増加は上回ったものの、9月の67万2千人増加からは伸びが鈍化した。
米国の新型コロナウイルスの新規感染者数が5日に約12万2千人と過去最多を更新していることや大統領選挙を巡る混乱が続いている事も手控え要因となった。
ナスダックはもみ合い。半導体関連のエヌビディアとAMDは買われたが、電気自動車のテスラとゲームソフトのエレクトロニック・アーツは売られた。
NYダウ工業平均は前日比66.78ドル安(0.24%安)の28,323.40ドル。ナスダック総合指数は前日比4.30ポイント高(0.04%高)の11,895.23。S&P500指数は前日比1.01ポイント安(0.03%安)の3,509.44。
NYダウ採用銘柄はユナイテッドヘルスやダウ、アメリカン・エキスプレスなどが売られ、ジョンソン&ジョンソンやウォルマート、シスコシステムズなどが買われた。指数を構成する30銘柄中、下落は18銘柄、上昇は12銘柄。