TOP  NSJショートライブ  概況/米国市場  ☆11月9日の米国株式市場でNYダウは一時3万ドルに接近したが、巣ごもり関連の大幅安でナスダックは下落
概況/米国市場2020年11月10日

☆11月9日の米国株式市場でNYダウは一時3万ドルに接近したが、巣ごもり関連の大幅安でナスダックは下落

11月9日の米国株式市場でNYダウは急反発した。ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンの治験で感染を防ぐ有効性が90%を超えたという初期データを発表したことを受けて、経済活動の全面再開期待からNYダウは一時29,933ドル(1,610ドル高)となった。
だが、マイクロソフトやアップルなどの主力ハイテク株が下げ、終盤は上げ幅を縮めた。

一方、ナスダックは下落。巣ごもり需要で買われてきたネットフリックスやアマゾン、ズームビデオ、エクササイズバイクのぺロトン・インタラクティブは大幅安となった。

NYダウ工業平均は前日比834.57ドル高(2.95%高)の29,157.97ドル。ナスダック総合指数は前日比181.45ポイント安(1.53%安)の11,713.78。S&P500指数は前日比41.06ポイント高(1.17%高)の3,550.50。   

NYダウ採用銘柄はアメリカン・エキスプレス、ボーイング、JPモルガン・チェースなどが上昇率上位で、ホームデポやP&G、マイクロソフトなどは売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は23銘柄、下落は7銘柄。

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