TOP  NSJショートライブ  概況/米国市場  ☆12月3日の米国株式市場は反落、NYダウ0.17%安、ナスダック1.92%安、S&P500 0.84%安
概況/米国市場2021年12月4日

☆12月3日の米国株式市場は反落、NYダウ0.17%安、ナスダック1.92%安、S&P500 0.84%安

12月3日の米国株式市場は反落。
11月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比21万人増加で、市場予想の55万人増を大幅に下回った。
カリフォルニア、コロラド、ミネソタ、ニューヨーク、ハワイの5州でオミクロン株の感染者が確認され、旅行歴がない人もいたため、市中感染拡大への危機感も投資家心理を悪化させた。
ハイテク株が売られ、米国長期金利低下を受けて利ザヤ悪化懸念で金融株も下落した。
一方、P&Gやジョンソン&ジョンソンといった不況抵抗力の強いディフェンシブ株は買われた。

ナスダックではエヌビディアが売られた。連邦取引委員会(FTC)がエヌビディアによる英半導体設計企業アームの買収を阻止するため提訴したと発表した。エヌビディア傘下入りは競争環境を弱め、技術革新に有害な影響を及ぼすと指摘している。
電子署名の米ドキュサインは第4四半期(11~1月)の売上高見通しがアナリスト予想に届かなったため急落した。

NYダウ工業平均は前日比59ドル(0.17%)安の34,580ドル。ナスダック総合指数は前日比295ポイント(1.92%)安の15,085。S&P500指数は前日比38ポイント(0.84%)安の4,538。
  
NYダウ採用銘柄はボーイング、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなどが売られ、P&GやIBM、ウォルマートなどが買われた。上昇は15銘柄、下落は15銘柄。

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