6月19日の米国株式市場でNYダウは3日続落。米国でカリフォルニア州やフロリダ州、アリゾナ州など少なくとも6州で新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数が過去最多を更新した。これを受けて、アップルは再び、フロリダ、サウスカロライナ、ノースカロライナ、アリゾナの4州にある11店舗を休業すると発表した。
こうした動きは他の企業にも広がると懸念され、経済活動の停滞が懸念された。
ナスダックはもみ合いだった。アマゾンやネットフリックス、ズームが買われ、バイオジェンも高い。反面、アップルやマイクロソフト、テスラやユナイテッドコンチネンタルは安い。

NYダウ工業平均は前日比208.64ドル安(0.80％安)の25,871.46ドル。ナスダック総合指数は前日比3.07ポイント高(0.03％高)の9,946.12。S＆P500指数は前日比17.60ポイント安(0.56％安)の3,097.74。

NYダウ採用銘柄はディズニー、レイセオン・テクノロジーズやボーイングなどが売られ、ウォルグリーンやメルク、ウォルマートなどは買われた。指数を構成する30銘柄中、下落は22銘柄、上昇は8銘柄。