7月1日の米国株式市場でNYダウは反落。6月のIMF製造業景況指数は52.6となり市場予想の49.5を上回ったが、アリゾナ州とカリフォルニア州の新型コロナ新規感染者数が過去最多となったことや、ニューヨーク市が来週に予定していた飲食店の屋内での営業再開を延期したことなどが警戒された。
ナスダックは3日続伸し、最高値を更新。アマゾンやテスラ、ネットフリックスが最高値を付けた。電気自動車メーカーのテスラは時価総額が日本円で22兆円を超え、トヨタを上回り、自動車メーカーとして世界一となった。

NYダウ工業平均は前日比77.91ドル安(0.30％安)の25,734.97ドル。ナスダック総合指数は前日比95.86ポイント高(0.95％高)の10,154.63。S＆P500指数は前日比15.57ポイント高(0.50％高)の3,115.86。

NYダウ採用銘柄はウォルグリーン、エクソンモービル、IBMなどが売られ、ファイザーやディズニー、メルクなどが買われた。指数を構成する30銘柄中、下落は21銘柄、上昇は9銘柄。